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クマに悩む方必見!タイプ別治療のススメ

目の下にできる「クマ」は、たったそれだけで顔全体が疲れて見えたり、老け込んだ印象を与えてしまいます。一言に“クマ”と言っても、その原因や治療法は実はさまざまです。
ここでは、代表的な3タイプ「青クマ」「茶クマ」「影クマ(黒クマ)」について、構造と治療アプローチを詳しくご紹介いたします。

この記事の監修した医師

東 祥子 医師

お好みを細かく伺いながら、その方の良さを引き出し、5年後10年後も見越して本当に必要な治療のみをご提案することを常に心がけております。
不要な治療はお勧めいたしません。
患者様が楽しく通いながら、ナチュラルな美しさを保ち続けていただけるように努めてまいります。

①青・茶・黒…クマの原因と治療

◆ 青クマ ── 筋肉の色と血流の滞りが透けて見えるタイプ

下まぶたの皮膚は顔の皮膚の中で最も薄く、特に内側には皮下脂肪がほとんど存在しません。そのため、皮膚のすぐ下にある眼輪筋の色が透けて見えてしまうタイプのクマです。

したがって、血流のうっ滞(静脈血スムーズに心臓に戻らない)状態になると眼輪筋の静脈の色が皮膚から透けるため青クマとして見えてしまいます。睡眠不足、ストレス、冷え、眼精疲労などによって血行が悪くなると、血液中の酸素が減り、静脈血が暗く見えるようになり、クマが強調されます。

治療方法
 ・浅層へのヒューマンコラーゲン注入や、肌育治療で皮膚の厚みを出して透け感を軽減
 ・血流促進のための生活習慣改善やアイケアの提案

◆ 茶クマ ── 色素沈着が原因の茶色いくすみ

茶クマは、皮膚にメラニンが沈着して生じる茶色っぽいクマです。最大の原因は慢性の炎症やこする刺激花粉症やアレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎があると、擦るのを我慢していても炎症が続くことでメラニンが生成され色素沈着を起こします。もちろん目を頻繁にこする習慣があると、さらに皮膚に刺激が加わり、色素沈着が悪化し、治りにくくなります。さらに小皺の原因にもなります。

特に注意すべきは、花粉症やアレルギー性結膜炎などによる目のかゆみ。アレルギー症状を放置していると無意識のうちにこすってしまい、クマが慢性化してしまいます。

治療方法
 ・まずは「こすらないこと」+ アレルギーの原因の追求とその治療で“かゆみの予防”
 ・トラネキサム酸の内服や、メラニン生成を抑えるスキンケア、しっかり保湿
 ・色ムラや透明感にアプローチするヒューマンコラーゲンの注入も有効

◆ 影クマ(黒クマ・構造的クマ)── 段差によって生じる“影”

影クマは、色ではなく凹凸によるクマです。
 目袋(眼窩脂肪による膨らみ)の突出や、頬の脂肪のボリュームが減ることにより、目の下にくぼみ=段差ができることで、そこに影ができてクマになります。

美しい目元は涙袋から自然にくぼみ、頬へと滑らかに繋がるラインを描きます。しかし、加齢によるたるみや、元々の骨格的に頬の高さが低いと目袋が出て段差が目立ち、理想的なラインから離れてしまいます。

治療方法
 ・くぼみにヒアルロン酸やヒューマンコラーゲンを注入し、段差をなめらかに
 ・必要に応じて、ヒアルロン酸で頬(ミッドチーク)の高さを補正し、自然な立体感をつくる
 ・皮膚の余りが多い場合は手術が向いていることもありますが、注入治療でもある程度改善は見込めます。

②注入で変わる目元の印象

当院では、単に注入するだけの治療は行っていません。

まず大切にしているのは、「なぜそのクマがあるのか」を丁寧に診断し見極めること。

クマの原因は人によって様々で、

・肌の質感

・骨格のバランス

・年齢変化

・生活習慣

などが影響しています。

そのため多角的にクマの状態を診察して、クマの種類(青クマ・茶クマ・影クマ)や原因に応じたアプローチを組み立てていきます。

注入製剤も、ヒアルロン酸だけでなくヒューマンコラーゲンを使った繊細な治療を提供しています。しっかり効果を出しつつ、特に仕上がりの自然さにこだわっています。

・ヒアルロン酸によるクマ治療

硬さが異なるヒアルロン酸を使用して頬の高さを出し、柔らかいヒアルロン酸でクマの溝を埋めています。

真皮がしっかりしており、形状的にも適していたため、ヒアルロン酸のみでクマが改善しました。

※ヒアルロン酸(長期持続タイプ)2本 176,000円

※リスク 内出血、腫れ、むくみ、感染症、アレルギー反応、血流障害(非常に稀)​

・ヒアルロン酸とヒューマンコラーゲンを組み合わせたクマ治療

骨格的に元々頬の高さが低い患者様です。外側までクマの凹みがみられます。

ヒアルロン酸で骨格的に頬の高さを補い、皮膚が薄くチンダル現象を起こしやすい部位にはヒューマンコラーゲンを使用することで、クマを改善させました。

※ヒアルロン酸(長期持続タイプ)2.5本、ヒューマンコラーゲン1.5本 434,500円

※リスク 内出血、腫れ、むくみ、感染症、アレルギー反応、血流障害(非常に稀)​

③クマを正しく見極めて治療するには?

実際には、青クマと影クマが重なっていたり、茶クマの上に影が落ちていたりと、原因がひとつではないケースが大半です。
 そのため、正確な診断と複数のアプローチを組み合わせたプランニングが非常に重要です。

「ずっと気になっていたけど、どうにかなるものなのか分からない」

「他院でうまくいかなかった」

「手術はダウンタイムを考えて一歩踏み出せない」

そんな思い抱えている方こそ、ぜひ一度ご相談ください。

手術に頼らず、注入で自然な明るさと自信を取り戻すご提案をいたします。

あなたの目元が、本来の美しさを取り戻すきっかけになれば幸いです。

麻布ビューティクリニック

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