“XERF × HIFU”で叶える、最強のたるみ改善コンビネーション治療

近年、たるみ治療の機器は多様化し、美容医療でも広く取り入れられています。
超音波や高周波などさまざまな種類があり、自分に合う機器を見極めるのは難しいものです。
そこで今回は、当院おすすめのたるみ治療機器とその特徴をご紹介します。
この記事の監修した医師

松田 佳歩 医師
やりすぎず、自然に美しく、年を重ね、輝く毎日のお手伝いができたら幸いです。どうぞ、お気軽にご相談ください。
目次
①進化系高周波「XERF(ザーフ)」で深層&表層を同時にケア
XERFは2024年に美容大国である韓国で発売された高周波たるみ治療機器です。
いままで高周波によるたるみ治療は深層まで熱を届けようとすると痛みも比例するため、そこがネックで施術を受けることを躊躇される方も多くいらっしゃいました。そこでおすすめなのがこちらのモノポーラRFであるXERFです。(※XERFは機器の名称です)
・世界初のデュアル周波数
従来の高周波機器は主に6.78MHzの周波数を使用しており、皮膚への熱浸透率は高いものの、深層まで熱を届けるには出力を上げる必要があり、その分痛みや火傷のリスクを伴っていました。XERFは、6.78MHzに加え、脂肪層まで届きやすい2MHzを組み合わせた世界初のデュアル周波数を搭載しています。それにより、広範囲に安定して熱エネルギーを届けることが可能になりました。

・深さを調整できる3つの照射モード
XERFは「Shallow」「Middle」「Deep」の3モードを搭載し、ターゲットとする組織の深さを細かく調整可能です。そのため一人一人の肌状態やお悩みに合わせて照射が行えます。また皮膚表面は冷却されながら照射されるため、痛みを最小限に抑えつつ安全に施術できます。
・ハリ感・引き締め・肌質改善を同時に行う
表層から脂肪層まで幅広く熱が届くことで、肌のハリや艶感の向上、肌質改善、フェイスラインの引き締め効果が同時に期待できます。特に顔全体のたるみ感や、口元のもたつき(いわゆる「ポニョ」の改善)にもおすすめの施術です。
②ピンポイント熱でギュっと引き締める「HIFU(ハイフ)」
High Intensity Focused Uitrasoundの頭文字を取ってHIFUと呼ばれています。日本語に直訳すると、「高密度焦点式超音波療法」です。ウルセラが発売されて以降様々な機器が登場しており、当院ではウルトラフォーマⅢを採用しています。元々は前立腺がんの治療などで使用されていた機器です。
XERFよりも皮膚の土台となっているSMAS筋膜まで超音波をピンポイントに照射することができ、皮膚の土台に直接働きかけるたるみ治療として人気があります。
・SMAS筋膜まで届くリフトアップ治療
HIFUは、たるみ治療に用いられる機器で、顔の土台であるSMAS筋膜(表在性筋膜系)まで超音波のエネルギーを届けます。
SMAS筋膜は、皮膚・皮下脂肪のさらに深層にある組織で、表情筋と皮膚を支える役割を担っています。
SMASがゆるむことでたるみが生じるため、ここに直接アプローチすることで、根本的なリフトアップ効果が期待できます。

・二段階の引き締め効果
HIFUは瞬間的に65〜75度の熱を一点集中で照射することで、コラーゲンを即座に収縮・変性させます。これにより施術直後の引き締め効果が得られるだけでなく、その後の創傷治癒過程で真皮層のコラーゲン・エラスチン生成が促進され、長期的なリフトアップ・ハリ感アップが期待できます。イメージとしては、フライパンでお肉を焼いたときに縮まる現象に近い引き締めが起こります。
・顔立ちや目的に合わせたカスタマイズ照射
HIFUは複数のカートリッジを使い分けることで、皮膚の浅い層からSMASまで、ターゲットの深さを調整可能です。二次元的(面での)引き締めを行えるのが特徴です。ただし、照射エネルギーが高いため、施術時に痛みを感じやすい点もあります。
③“XERF×HIFU”で生まれるWアプローチの力
ここまでXERFとHIFU、それぞれの特徴をご紹介してきました。
すると、気になってくるのが「私はXERFとHIFUのどちらが向いているの?」という点ではないでしょうか。
◆ XERF = 立体的(3次元的)に引き締める
XERFは、脂肪の位置を本来の場所に戻すことを得意としています。たとえば、口横のぽにょっとしたふくらみ、頬や顎下のもたつきなどは、脂肪が重力により下がってくることで目立ってしまいます。
XERFでは脂肪層を含めて立体的に熱を加え、下がった脂肪を元の位置に戻すことで顔の凹凸感を整え、自然な引き締まり感を作り出します。まさに「立体リフト」ともいえるアプローチです。

◆ HIFU = 面(2次元的)で引き締める
一方、HIFUは点状に高密度の超音波を照射し、熱が加わった部分が収縮していくことでお顔全体がキュッと引き締まるイメージです。よく「フライパンでお肉を焼くと小さくなる」ような現象に例えられます。
さらに、HIFUはSMAS筋膜(たるみの原因となるお顔の土台)にも働きかけるため、深層からしっかりと引き上げることが可能です。

◆ だからこそ、おすすめはXERFとHIFUの「いいとこ取り」
実は、XERFとHIFUはお互いの得意分野が違うからこそ、組み合わせることでより高い相乗効果が生まれます。立体的に脂肪の位置を整えながら、全体的な引き上げ感をプラスすることで、フェイスラインや顎下のもたつきがさらにスッキリと改善します。
こちらはXERFとHIFUを組み合わせたモニター様です。
XERFだけでも引き締まった印象は得られますが、HIFUを加えることでさらにリフトアップ効果が高まり、より小顔ですっきりとした印象へと変化しています。

※XERF(ザーフ)(両頬+顎下) 121,000円
※リスク ⽕傷、発⾚、腫脹、熱感、浮腫み・⽑嚢炎・⼀時的な肌の乾燥・つっぱり感

※XERF(ザーフ)(両頬+顎下)+HIFUウルトラフォーマⅢ(両頬+顎下) 165,000円
※リスク ⽕傷、発⾚、腫脹、熱感、浮腫み・⽑嚢炎・⼀時的な肌の乾燥・つっぱり感・神経障害(非常に稀)
◆ あなたに合ったたるみ治療をご提案します
もちろん、顔立ちやお悩みによってはXERF単独が適している方、HIFU単独が良い方、両方の併用がベストな方など様々です。
「自分にはどちらが合うのかな?」と迷われている方は、ぜひ一度ご相談ください。お顔の状態をしっかりと拝見し、あなたに最も合ったたるみ治療プランをご提案いたします。