麻布ビューティクリニック院長。
アラガン認定指導医/ファカルティー/アラガンメンターシップ日本代表/Leaders of the Future日本代表
東京大学医学部卒業。
大手美容美容外科で数多くの手術を経験し麻布ビューティクリニック設立。
患者様への治療のみならず、国内外へ注入治療の指導を行い正しい美容医療の普及活動にも注力している。知的で自然な若返りを得意とし圧倒的な人気を誇る。
当院では、たるみが気になる という方へはHIFU(ハイフ)による治療と、ヒアルロン酸による治療の併用療法をおすすめしています。
なぜか?その理由を説明しましょう。
理由をご説明する前にまず、“顔における老化現象が何たるか”を説明しなくてはなりません。
そもそも人の顔は土台として骨があります。
骨粗鬆症という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは骨が年齢とともに弱くなって(イメージとして)スカスカの軽石になっていく状態を指します。
背骨が有名で、これによって腰痛の原因になったり、スカスカの骨が潰れて圧迫骨折を起こし、身長が縮んでいきます。
これと似たようなことが顔の骨にも起こります。
例えば眼窩と言う眼球が入っている骨の穴は年々大きくなってきます。
※アラガンジャパン提供資料より抜粋
鼻の穴に一致した尾骨の穴も広がってきます。
顎の骨もなくなってくるので、顎は小さくなります。
このように骨が小さくなっている一方で
皮膚は弾力を失い、徐々に面積が増えていきます(伸びきった状態です)。
※アラガンジャパン提供資料より抜粋
この土台(骨)の減少と、その上を覆っている皮膚面積の増加、このアンバランスが大きなたるみとなって現れるのです。
ヒアルロン酸やスレッドリフト といういわゆる“メスを入れないアンチエイジング”は、「余った皮膚をどこかに移動する」 だけの治療です。
昔よりはパンパンな顔のイメージにすることなく、リフトアップできるようになりましたが、それでも“顔の皮膚の面積は同じ”ことに変わりありません。
本来は土台の減少(専門用語で萎縮と言います)に合わせて皮膚も小さくしないと
完璧な治療とは言えないわけです。
そこで当院では、まず①HIFU で皮膚の引き締めを行なっていただく→その次に②ヒアルロン酸でリフトアップを行う。
この2段構えの治療が最適と考えるわけです。
HIFUとヒアルロン酸のそれぞれの詳しい治療内容については別の詳細ページがありますのでご参照ください。
こちらの患者様は、HIFU(ウルトラフォーマーⅢ)(両頬+顎下)の施術をお受けになりました。Afterの写真は、施術後1ヶ月経過したお写真です。
全体的に引き締まり、顎下のたるみもすっきりとしています。
HIFUで引き締まったお顔に、ヒアルロン酸注入を行いました。HIFUが「引き締め」印象であることに対し、ヒアルロン酸の治療は「引き上げ」という印象です。
頬の位置が上がりリフトアップしたのがわかります。
また、フェイスラインを美しく整えるために、顎先やフェイスラインにも形を作るようにヒアルロン酸を注入しました。
たるみのお悩みはほうれい線から気になり出すことがきっかけとなることが多いのですが、同時にフェイスラインが緩んできたり、顔が四角くなったと感じる方も多くいらっしゃいます。
リフトアップだけでなく、フェイスラインを形成することで、立体感のある美しい横顔になります。
なお、HIFUの後、ヒアルロン酸を受ける間は短くとも1ヶ月は開けていただくのが理想です。
逆に②のヒアルロン酸を先に受けた方は、3ヶ月待ってから HIFUをお勧めしています。
(むくみが出る可能性がある、せっかく入れたヒアルロン酸が早くなくなる可能性があるなどの理由です)
最後に、施術前と、HIFU+ヒアルロン酸注入をお受けになった後のお写真の比較です。
定期的にHIFUとヒアルロン酸治療を交互に行なっていくことで長期間にわたってたるみを食い止めることが可能になりました。
頻度は使用する機械やメニュー、ヒアルロン酸の種類によりますが、HIFUは3〜6ヶ月に1回、ヒアルロン酸は年に1回をお勧めしています。
注入部位を分割して入れる場合はこの限りではありませんが、そう頻繁にするものではないため、お忙しい方にもお勧めです。
1度の金額は決して安くはありませんが、費用対効果を考えると現在のところこのやり方がベストではないかと考えています。
【施術詳細】
HIFU(ウルトラフォーマーⅢ)(両頬+顎下)¥88,000
◆治療における副作用・リスク
照射後、肌のほてり・赤みが一時的に出ることがありますが数時間で治ります。
非常に稀ですが火傷、神経障害、内出血のリスクがあります。
しかし頻度は非常に少なく経験豊富な医師のもとの治療であればそのリスクはさらに低くなります。
ヒアルロン酸(長期持続型5本)¥440,000
※セット価格適応
◆治療における副作用・リスク
処置は25Gから35Gの針を用いて行います。処置後軽度のむくみ、痛み、内出血などが生じる可能性があります。
ヒアルロン酸・レディエッセ・コラーゲン注入の施術においては非常に稀ではありますが、アレルギー反応、動脈塞栓による皮膚壊死などの合併症の可能性があります。
しかし頻度は非常に少なく経験豊富な医師のもとの治療であればそのリスクはさらに低くなります。
症状別 | |
---|---|
施術別 |
症状別 | |
---|---|
施術別 |