小顔になりたい!

2021/11/29
  • 小顔(エラ)ボトックス
  • HIFUウルトラフォーマ―Ⅲ
  • 頬のたるみ・ほうれい線・マリオネットライン
  • 小顔になりたい
  • 輪郭を整える
「小顔にしたい!」という要望にどうアプローチするのか。
効果が出やすい人、出にくい人、副作用なども含め解説していきたいと思います。

小顔治療といえば、当院の人気メニューのTOP3にいつも入る「小顔ボトックス」または「エラボトックス」と呼ばれる施術が有名です。その他、脂肪溶解を目的としたりんかく注射やBNLS注射、たるみ治療としても大人気のHIFU(ハイフ、マシン名「ウルトラフォーマーⅢ」)などがあります。

中原静子

麻布ビューティクリニック副院長。

いつも患者様に親身に寄り添い、また時間を惜しんで勉強する父の姿を追いかけて医師を志した。
総合病院では麻酔科、外科、救命救急医療などを習得し、その後大手美容外科に勤務し目・鼻形成術、豊胸などの手術を執刀。
さらに、その後都内美容皮膚科クリニックにおいてもレーザー・注入・育毛治療などを数多く担当してきた。

多くの治療経験から、美容皮膚科領域で行える最大限の治療提供している。当院では美容外科を含め美容医療の経験年数が最も長く、院長の加藤医師、また多くの患者様から信頼を置かれている。

顔が大きく見える原因

顔が大きくみえる原因には、

 

①そもそも骨格的に骨の枠組みが大きいタイプ

 

②奥歯を噛みしめると盛り上がる咬筋という筋肉が発達しているタイプ

 

③エラはそれほど張っていないけれど、頬の脂肪が多いタイプ

 

④たるみにより、重心が下がってきているタイプ

 

大きくわけるとこの4つになります。

では、その判断方法についてご説明しましょう。

 

まずご自分の顔を鏡でみてみましょう。そしてここを触ってください。

輪郭の一番外側のラインが何かをチェックしましょう。

 

正面からみて、一番外側のところに手のひらそっとあててください。そのとき、耳の下のほうの骨の角があたる方

    →①のそもそも骨格的に大きく見えてしまうタイプ

 

次に、骨より少し前の部分があたる方。

この方は手のひらを当てたまま奥歯を噛み締めてください。

そのとき手のひらにむきっと筋肉の動きを感じた場合

    →②の咬筋が発達しているタイプ

 

 さて、最後はさらに前のほう、唇の横のやわらかい部分が触れる方。

    →③いわゆる下ぶくれタイプ(脂肪が多い方)

 

また、上記のいずれかに当てはまりつつ、40代以上の方でフェイスラインの輪郭がぼやけてきた、全体的なたるみが気になってきた、という方。

    →④たるみによるタイプ

となります。

実際は症状がミックスされていることも多いので組み合わせた治療が効果的な場合が多いのです。

 

では、タイプ別に治療法をみてみましょう。

 

 

①エラの骨が発達しているタイプ

この場合は、骨切りなどの外科的処置が必要になることがあります。ただし適応となる例は案外少ないと言われており、また一度骨を切ってしまうと元に戻すことができないため慎重に決断する必要があります。

 

②咬筋が発達しているタイプ

このタイプが一番効果を出しやすい。

なぜならば「小顔ボトックス」が効くからです。

 

なぜ小顔になるのか

そもそもボトックスは筋肉の動きをとめて筋肉をゆるめてリラックスさせるお薬です。

そしてその効果を使い「廃用性萎縮」という原理をつかって小顔へ導きます。

例えば長期に入院して寝たきりになったような場合、足を使わないと筋肉が落ちて、痩せていきますよね?

それと同じように、ボトックスで無理やり筋肉をリラックスさせて痩せさせるのです。

この咬筋は、食いしばりや歯ぎしりなどがあると、どんどん筋トレされているのと一緒で発達してきます。

では、咬筋がどんな筋肉かというと・・・

 

 

このような感じの筋肉です。

この筋肉にボトックスを打っていきます。必要なところに行き渡るように、片方につき3~5か所打つことが多いです。  

 

副作用について

小顔ボトックスの最大の副作用、というか欠点は「こける、たるむ」ことがあります。

30代前半くらいまでの方はそれほど気になりませんが、風船がしぼむと表面がしわっとなると一緒で、筋肉がやせると顔の中身だけが減るので、外の皮膚は少し余り、それがタルミになってでてくることもあります。特に40代以降の方は細心の注意を払わなければなりません。また、頬骨の下のじん帯が強い方は、それが強調されて少しこけ感がでることがあるため注意が必要です。

 

そうは言っても『こけたりたるんだりするのは嫌・・・でも小顔にしたいの!』というちょっとわがままな願いを叶えるべく、打つ量や、打つ位置を工夫します。

 

上を打つとコケるから、下だけにする、とか。

たるみが強くなりそうなので、量を少なくしてみる、とか。

打つ量は筋肉量や状態に合わせて15~50単位くらいで調整を行います。

筋肉の動かし方、筋肉の量は人それぞれ。なのに、クリニックによっては、小顔ボトックスはこの量(単位)!と画一的に決定しているところも多いのです。

 

当院は完全なる裁量制のため、筋肉の大きさや形・動かし方、骨格を含む左右差をよく観察した上でその方にあった打ち方と打つ量を決めていきます。

ただボトックスは打ってすぐには効果ががでないため、すぐの判定は難しい。

なので、1か月以内のリタッチ無料としています。

 

「効かないのは嫌だけど、一度にがっつりやるのは怖い」

「他院でいつも小顔ボトックスをやっていたけれど、あまり効果がみられない」

 

などなど、そんな心配をお持ちの方もいらっしゃるので、そういう方にもご満足いただけるようこの体制としております。また、ボトックスの量にも上限を設けているわけではなく、医師が効果を出すのに必要だと思われる量を注入しております。

 

歯ぎしりや食いしばりがない方ですと、最初に4か月間隔で3~4回ほど施術すると、その後は比較的効果が長続きする方も沢山いらっしゃいます。

もちろん筋肉の動きは戻りますが、筋肉の太さ自体が細いままでいられるのです。

 

 

さて、少し話が逸れますが、小顔がメインの目的ではないのだけれど、とにかく歯ぎしりや食いしばりが強くてつらい、という患者さまが最近増えています。

 

こちらも小顔ボトックスの適応があるので、簡単にご説明しますね。

歯ぎしりをしたり、食いしばったりという咀嚼筋は咬筋以外にもあるので完璧に治療することは難しいのですが、ボトックスで改善が見られることがほとんどです。ついでに肩こりや頭痛が改善されてとっても楽になりました!とお声をいただくこともあります。

 

このように小顔が目的ではなくてももちろん受けていただくことができます。ただ、機能面の改善と見た目の美しさとのバランスを考えて施術をするにはやはり経験が必要。そしてやはり打った後のリタッチが重要になってきます。

 

 

【小顔(エラ)ボトックス症例】

ボトックスビスタ  ¥66,000(税込)

③脂肪の多いタイプ

脂肪に働きかける治療は、次のような選択肢があります。

・BNLS注射やりんかく注射に代表される脂肪溶解注射

・HIFU(ハイフ)と呼ばれる「高密度焦点式超音波」(ウルトラフォーマーⅢ)

 

 

脂肪溶解注射

現在当院で行っているりんかく注射やBNLSneo注射は、植物由来の脂肪分解作用や、代謝促進作用のある成分が配合されています。またBNLSneoはより効果的なデオキシコール酸が追加されたものです。

 

効果がわかりやすい方は1回でも少し変化を感じますが、通常1~4週ごとに3回以上の施術が必要な治療です。ボトックスに比べて効果の出方に個人差がある印象です。

 

【りんかく注射症例(頬)】

りんかく注射2本×4回  ¥176,000(税込)

HIFU(ハイフ:ウルトラフォーマーⅢ)

HIFUはいわゆるたるみ治療にかなり多くの患者さまに施術してきましたが、明らかに脂肪が多い方に施術すると、みなさん小顔になる。当初はSMASという筋膜がターゲットでしたが、脂肪層に働きかけ、縮小させるということがわかっており、現在ではこのHIFUを使用した痩身の機械も登場していますね。

30代後半以降の方には、皮膚のひきしめも一緒に行えるHIFUをおすすめしております。

 

 

「ウルトラフォーマーⅢ」とはHIFUのマシンの名称ですが、このマシンはカートリッジにより熱を加える深さを変えることができ、通常は2.0mm、3.0mm、4.5mmのカートリッジをお顔に使用します。

ですが当院は6.0mmという本来はボディー用に作られたカートリッジをお顔用にご用意しております。

HIFUのマシンは現在ではたくさんの種類がありますが、この6.0mmのカートリッジの照射が可能なものは数少なく、その点でウルトラフォーマーⅢは小顔にしたい患者様に非常に相性の良い機械なのです。

このカートリッジはお顔用のものよりも焦点の体積が8倍大きく、脂肪を除去するのに適しています。

 

真皮の浅い層には2.0mm、真皮の深い層には3.0mm、SMAS筋膜には4.5mmのカートリッジが基本的な使用方法ですが、二重顎が気になる顎下の部分や、お顔が大きく見える要因が脂肪である場合に、6.0mmのカートリッジを使用いたします。そして4.5mm、3.0mmのカートリッジで真皮層を引き締めることができます。

 

ウルトラフォーマーⅢを取り扱っているクリニックはたくさんありますが、同じマシンでも、照射方法により効果は大きく異なります。

当院では、予め決められたマニュアル通りの照射方法ではなく、患者様の骨格、靭帯の緩み方、脂肪のつき具合など、お顔を触らせていただきながら照射をしています。

そのため、患者様によって使用するカートリッジの種類やカートリッジ毎のショット数は全く異なります。

人のお顔立ちはそれぞれ異なるので、十分な解剖の知識を元に最適な照射方法を見定めることが重要です。

 

HIFUウルトラフォーマーⅢ症例

HIFUウルトラフォーマーⅢ(両頬+顎下) 1回¥88,000(税込)

HIFU症例

最近は、咬筋も発達して顔が四角くみえるけれど、すでにタルミも気になっている・・・という方に対し、小顔ボトックス+HIFU(ウルトラフォーマーⅢ)というのもかなり人気の治療になっております。

こちらが④たるみによるタイプの方に適しています。

また、たるみの状態によってはヒアルロン酸注入が適していることもあります。

ヒアルロン酸を注入すると顔が大きくなるのでは?とご心配される方もいらっしゃるのですが、そのようなことはありません。たるみがあることにより崩れてしまったフェイスラインをヒアルロン酸で整えることにより、すっきりとしたお顔立ちになり小顔になるのです。

 

この、ヒアルロン酸による治療については別のコラムで詳しくご説明できればと思います。

【ヒアルロン酸症例】

ヒアルロン酸3本 ¥198,000(税込)

ヒアルロン酸症例

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