ベビーコラーゲン
適用の症状
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目元の疲れ感の改善目元は顔のパーツで最も注目を集める部位であり、最もお悩みが多い部位でもあります。肌質・へこみ・影・小ジワ・色味すべてに対応できるコラーゲンは、目元の治療に非常に適した製剤です。
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お肌表面の小じわ改善ベビーコラーゲンは、表面の細かいしわ一本一本に注入していくことができる製剤です。製剤成分の半分を占めるⅢ型コラーゲンが肌質自体も改善していくため、小じわが入りにくいお肌に近づけます。
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すでに刻まれてしまったシワ刻まれじわとは、表情を作らなくてもすでに入っているしわのこと。一般的に、一度刻まれたら自然になくなることはありません。これ以上深くなる前に、内側から持ち上げる処置が必要です。適応部位は幅広く、眉間、額、目尻、首のしわなどにも使用できます。
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皮膚が薄い方に皮膚が薄い方に起きやすい注入治療のトラブルのひとつに、注入したヒアルロン酸が水を含み、ヒアルロン酸特有の青みがすけて見える“チンダル現象”があります。ベビーコラーゲンではそのようなトラブルが起きないため、デリケートなお肌の方におすすめな施術です。
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ヒアルロン酸できれいに仕上がらない方水を保持して膨らむ特性を利用して、足りないボリュームを補うのがヒアルロン酸注入療法ですが、膨らみ方は千差万別。繊細な目元は少しの凹凸でイメージが変わってしまう箇所ですので、膨らむことのないベビーコラーゲンを使用することで、より満足度の高いきれいなお目元に仕上げることができます。
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青・茶色にくすんだくまベビーコラーゲンは、製剤自体が乳白色の柔らかい色味をしています。それをくすんだ目元に注入すると、ベビーコラーゲン自体の色味によってハイライトをのせたような明るさになり、お顔が明るい印象になります。さらにⅢ型コラーゲンの効果でお目元にはりが出て、お目元の元気を取り戻します。
施術可能部位
- 1 おでこに刻まれたしわ
- 2 眉間に刻まれたしわ
- 3 目の上のくぼみ
- 4 目尻の刻まれたしわ
- 5 目の下のくま
- 5 目の下のくぼみ
- 6 目元の小じわ
症例写真
当院のベビーコラーゲンのこだわり
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ベビーコラーゲンについて
ベビーコラーゲンとは、赤ちゃんが多く持っている特殊なコラーゲンを多く含んでいる製剤のことです。
大人になるとⅠ型コラーゲンと呼ばれる成分が大部分を占めるようになりますが、実は赤ちゃんの頃はⅠ型だけでなく、Ⅲ型と呼ばれるコラーゲンを多く含んでいます。
ベビーコラーゲン注入療法とは
赤ちゃんの頃に比べて減ってしまったⅢ型コラーゲンを補充する治療が、今話題のベビーコラーゲン注入療法です。
これまでのコラーゲン製剤に比べてⅢ型コラーゲンの含有率は10倍。
製剤成分の半分がヒト由来のⅢ型コラーゲンとなっています。この含有率は世界初となっています。
高い傷再生能力のあるⅢ型コラーゲンをふんだんに含むコラーゲン製剤を注入することで、小じわの改善や、肌質自体を改善することができます。
赤ちゃんに豊富なⅢ型コラーゲン
Ⅲ型コラーゲンは自分自身の傷を治す力を高めるコラーゲンです。
子供の頃、今よりもずっと傷が早くキレイに治ったのは、Ⅲ型コラーゲンが皮膚に豊富にあったためです。
Ⅲ型コラーゲンは25歳前後から急激に減り始め、成人を過ぎてからお肌に残っているⅢ型コラーゲンは赤ちゃんのころの1/5程度といわれています。
最新研究で判明 Ⅲ型コラーゲンの素晴らしさ
ベビーコラーゲン製剤の最大の特徴は、Ⅲ型コラーゲンが豊富に含まれることです。
一般的にコラーゲン製剤と呼ばれるものはⅠ型のコラーゲンを指していました。
Ⅰ型コラーゲンは非常に精製しやすく研究が重ねやすいこと、皮膚や骨格を形成していて体の中のコラーゲン成分の中では大きな割合を占めることから、これまでⅠ型コラーゲンのみが着目されてきました。
しかし近年の研究で、傷を修復する際Ⅰ型コラーゲンが作られる前にはⅢ型コラーゲンが活躍していることがわかったのです。
Ⅲ型コラーゲンは傷を治したり、組織を再生する力を高めたり、弾力を持たせる効果があることが知られています。
Ⅲ型コラーゲンは、その効果を発揮したのち、徐々にⅠ型コラーゲンに置き換わっていくのです。
ベビーコラーゲンとヒアルロン酸の違い
ベビーコラーゲン製剤も、ヒアルロン酸と同じようにお肌に直接注入します。
しかし、その内容成分が全く違うため、その特徴も全く違います。
最も大きな違いは、生体内で分解される過程において、ヒアルロン酸は吸収されてなくなってしまいますが、ベビーコラーゲンは皮膚の栄養素となることです。
注入部位にハリとふっくら感をあたえることができます。
ベビーコラーゲンは肌なじみが非常に良く注入後の凹凸が少ないため、これまでヒアルロン酸でキレイに仕上げるのが難しかった目元、口元といった表面の小じわの治療に適しています。
ベビーコラーゲンはトラブルが少ない製剤
ヒアルロン酸で起きやすいトラブルの一つであるチンダル現象(注入部位が青みがかって見える現象)は、コラーゲン製剤では起きません。
むしろ乳白色の色味がお目元の色味を明るく見せ、元気な印象のお目元にします。
そして、ヒアルロン酸と違い、水を含んで膨らむことがありません。
これまでヒアルロン酸が膨らみすぎてしまった経験のある方、むくみやすい体質の方にも適した製剤です。
さらに、Ⅲ型コラーゲンの持つ高い傷再生能力が針跡の修復を促すため、術後のダウンタイムを軽減します。
ベビーコラーゲン製剤は、ヒト由来で生成されており、従来の動物由来のものに比べてアレルギー発症リスクが低く、パッチテストも必要ありません。
局所麻酔が含有されているので痛みが少ないのも特徴の1つです。
このように、さまざまな角度から見ても、ベビーコラーゲン製剤はトラブルが少なく繊細な施術に向いています。
効果の持続期間
ベビーコラーゲンの持続期間は一般的には半年から一年と言われていますが、初回の方ですと、もう少し早くなくなる印象を当院は持っています。
それは、治療のためにご来院されるときにはすでにお目元のコラーゲン繊維が加齢によってかなり減少してしまっているため、Ⅲ型コラーゲンを補充すると速やかに反応し、足りないコラーゲン繊維の修復作業が開始されるためだと考えています。
その過程において、ベビーコラーゲンが肌本来のコラーゲンの新生を促すため、肌自体にハリや艶感が生まれます。注入を繰り返すごとに少しずつ効果の持続期間が長くなるのは、自分自身の目元のコラーゲンが十分に生み出されているためだと考えています。
このように、ベビーコラーゲンは繰り返していけばいくほど、仕上がり後の満足度が長持ちしやすくなる特徴があります。
治療部位の様子
当日の様子
注入をした当日は、針刺激やベビーコラーゲンを皮膚になじませる刺激によって注入部位が腫れ、むくみが生じていることがあります。
内出血をした場合は、それが原因の腫れも加わります。翌日は、刺激による腫れが引くため、やや落ち着いた印象になります。
ベビーコラーゲンは、ヒアルロン酸と違い水を吸収して膨らむようなことはありませんが、当日〜翌日はまだ赤みや腫れが残っています。
翌日の様子
翌日、針や馴染ませた物理的刺激が落ち着きむくんだ印象は少し改善されますが、まだ赤みや腫れが残っている場合が多くございます。
内出血が出た場合には、1〜2週間程度で消失します。
『数日後の形が、自分にとってベストなものか診察してほしい』
そのようなご要望にお答えするために、当院ではベビーコラーゲンの仕上がりチェックには再診料など一切かかりません。
追加注入をご希望の場合でも、針や麻酔はいつでも無料。追加製剤の代金のみで承ります。
ベビーコラーゲン施術時、施術後の注意事項
※2023年9月現在、ベビーコラーゲンはアメリカからの輸入が滞っており現在が不安定となっております。入荷時期も未定でございます。
そのため、医師の判断によりヒアルロン酸で代用をさせていただく可能性がございます。詳しくはお問合せください※
・針穴からの感染を防ぐため、施術2時間後からメイクが可能です。
・針を使用した施術となりますため、多少の内出血が出る可能性がございますが、多くの場合コンシーラーなどで隠せる範囲のものでございます。
・施術後は、1〜2週間程度多少の腫れが出る場合がございます。大切なご予定がある場合には、2週間以上前の施術をお勧めいたします。
・首の横じわへの注入をご希望の際は、シワに沿って注入するため、1〜2週間程度、ミミズ腫れのようにシワが目立つ状態になります。
施術当日は、スカーフなどお首元を隠すことができる服装でお越しいたください。
・妊娠中・授乳中の場合施術をお受けになることができません。
・施術後は、2週間以下に該当する行為はお控えいただいております。
レーザーや脱毛などお顔に熱の加わる施術
口周りのベビーコラーゲンの場合、歯科治療
施術部位に触れるマッサージや圧迫・針治療など
・長時間の入浴やサウナ、激しい運動などの代謝が上がる行為は、内出血を長引かせる原因となるため、当日はお控えくださいませ。
◆コロナウイルスワクチンについて◆
ワクチン接種との直接的な因果関係はまだ分かっておりませんが、
ヒアルロン酸やベビーコラーゲン等、注入治療の前後に、コロナウイルスのワクチン接種をおこなうことで、
注入部位の腫れがいつもより出やすい等のアレルギー反応が出てしまう方が稀にいらっしゃるようです。
必ずしも接種後何日、間隔をあけなくてはならないといった規定はございませんが、
当院では、注入治療の前後1ヵ月間はワクチン接種をお控えいただくことをおすすめしております。
もちろん、前後1ヵ月間隔をあけていただければ、アレルギー反応が出ないというわけではございませんが、
コロナウイルスのワクチン接種をご検討されている場合は、注入治療との間隔を考慮した上でご予約いただけますと幸いです。
ご不明な点がございましたらお気軽にお申し付けくださいませ。
当日の流れ
①施術を受ける前に気をつけておくこと
特にございません。
お気軽な気持ちでご来院ください。
他院様でヒアルロン酸注射やベビーコラーゲン治療を受けたことがある方ですと、前回の施術の効果がまだ持続している可能性があります。
ベビーコラーゲンの使用量に影響を与えますので、他院治療歴と時期についてその旨カウンセリング時にお申し出ください
②医師とのカウンセリング
必ずドクターと直接カウンセリングを行います。
その際に、仕上がりの細かいご希望、一度当院で治療されたことのある方の場合は前回の仕上がりの満足度、先々のご予定などの細かい情報を元に、ドクターと相談しながら仕上がり具合を決めていきます。
③ご料金のご説明
ドクターと治療部位を決定した後、カウンセラーより最終的なお見積のご案内をいたします。
その際、カウンセラーから新たな治療のおすすめすることはありません。
治療の追加やキャンセルのご希望がある場合、その場で承ります。
④麻酔の実施
お化粧をされてご来院いただいた場合、お拭き取りをさせていただきます。
治療部位の範囲にクリーム状の表面麻酔を実施させていただきます。
範囲に関わらず麻酔は無料でご提供しております。
麻酔が不必要な方はお申し付けください。
麻酔の時間は、10〜20分程度のお時間を頂戴いたします。
⑤ベビーコラーゲン注射を実施
お時間が来ましたら、麻酔をお拭き取り致します。
治療専用の椅子にお座りいただき、ヒアルロン酸注射を実施いたします。
治療内容により、局所麻酔を行います。クリーム状の麻酔とは異なり、注射器で麻酔を注入しますので、少しチクッといたしますが、その後のヒアルロン酸注入の際の痛みや違和感が格段に軽減されます。
途中、仕上がりを確認しながらゆっくりと治療をしていきます。
所要時間は治療をする範囲によって異なります。
⑥メイクルームにご案内
麻布ビューティクリニックのベビーコラーゲン注射は極力細い針を使用して行いますが、感染の可能性なども考慮して2時間ほどお化粧をさけていただいております。
お顔のお拭き取りは広範囲に行っております。針を指した部分以外はお化粧直しが可能ですので、ご希望の方はパウダールームにご案内いたします。
なお、マスクの無料お渡しも実施しております。
⑦お会計
受付にてお会計を行います。
当院では、ベビーコラーゲンの仕上がりチェックを実施しております。ご予約が大変込み合っておりますので、ご希望の方はお帰りの際に仕上がりチェックのご予約をお取りになることをおすすめしております。