しみ・肝斑 | 眉間,目尻,おでこのしわなど貴方のお悩みの症状にぴったり合う治療メニューはこちら

しみと肝斑はどちらもお顔にあるメラニン性の色素斑ですが、しみと肝斑は治療法が全く異なります。

しみは、一回でとってしまうようなアプローチ方法だったり、肌質もケアしながらしみを薄くしていく方法などがあります。

どちらの方法を選択しても初期段階では一回の効果が目に見えてわかりやすく、ご自身で気をつけていただくことも紫外線カット程度なので、どなたでも気軽に始められる治療です。

しかし、肝斑の治療は違います。

肝斑は非常にデリケートな疾患で日光による紫外線ダメージ、物理的刺激、ストレスなどによって悪化します。

レーザーによるスキンケアで根治療法ができるわけではないので、一旦きれいな状態にした後、長い期間良い状態を保てるようにうまく付き合っていく必要がある疾患です。

うまく付き合っていくために、ご自身に頑張っていただくことも多い治療ですが、それは逆に自宅のケアで美しい状態をキープ出来る疾患でもあるということです。

実は、肝斑は大変デリケートな疾患なので、普通のしみには効果的なレーザーの強さで肝斑部をご照射すると、肝斑が悪化することが高確率で起こります。

しかし、かと言って肝斑に対して効果的なレーザーだけを使用していたら、一向にシミがきれいになっていかない状態が続きます。

さらに、肌の真皮層を厚くするレーザーと肝斑治療のレーザーを組み合わせてご照射したほうが、単体で治療を行うよりも良い結果になるという発表もあります。

このように、一つの機械ではメリットとデメリットがあるため効果を満足していただくことが難しいのですが、２種類、３種類と組み合わせることでメリットはさらに、そしてデメリットは軽減させることができるのです。

そのため当院のトータルスキンケア療法は最低２種類からの組み合わせでご用意をしてます。

カスタマイズ治療は1ヶ月〜2ヶ月に１回程度のペースでその時の状態に最もあったレーザーをドクターがチョイスしてご照射する当院独自の治療スタイルです。

レーザーによるお肌の刺激は細胞を活性化させターンオーバーを促進します。

シミや肌質のみならず、アンチエイジングの観点でも、月に一回程度コラーゲンを刺激することができるレーザー治療によってお肌に刺激を与えておくことはとても重要です。

肝斑お悩みの方、レーザー治療をお受けになる方にはトラネキサム酸の内服をおすすめしています。

なぜならば、トラネキサム酸を一定の血中濃度で保つことで肝斑が改善することが証明されているからです。また、光治療機による肝斑の悪化も最小限にすることができます。

トラネキサム酸は、風邪を引いたときにも処方されるほど一般的なお薬です。

しかし、年令、持病の有無によって内服に制限が加わる場合もあるため、自己判断ではなく医師の指示にしたがって内服を開始してください。