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お悩み解決!美容医療コラム

医師が解説!ヒアルロン酸注入で叶える「自然な若返り」

ヒアルロン酸注入は、顔全体のバランスを整え、自然な若返りを叶える治療です。
大切なのは“量”ではなく“デザイン”。お顔の骨格や年齢変化に合わせて、必要な箇所に必要な分だけ。
当院では、医師が丁寧に診察し、あなたに最もふさわしい自然な仕上がりをご提案します。

この記事の監修した医師

梶原 朋恵 医師

ご自身のお悩みが注射で改善するのか、それとも他の方法が適しているのかわからない方もいらっしゃると思います。
当院では、患者様お一人お一人のお悩みに応じた最適な治療方法をご提案、最先端の美容医療機器を用いた施術、アフターケアのアドバイスを含め、きめ細やかな対応を心がけています。
健やかに美しく年を重ねていくためのお手伝いをさせていただければと思います。どんなことでもお気軽にご相談ください。

①ヒアルロン酸ってなに?

ヒアルロン酸はムコ多糖類(沢山の糖がつながった粘性のある物質)の1種で私たちの関節、目の硝子体、皮膚、靭帯などに存在しています。

部位によっても異なりますが、半減期が12〜24時間なのでほぼ1日で分解されては生成されるのを繰り返しています。

②関節用と顔用ではこんなに違う!ヒアルロン酸製剤の特徴

関節用ヒアルロン酸製剤は変形性膝関節症や関節痛みの衝撃緩和や潤滑、抗炎症目的で使用するので、粘度が低くサラサラとした製剤です。持続期間は数日から数週間、食べ物で例えると葛子のようなイメージです。

顔用のヒアルロン酸製剤は、ヒアルロン酸分子同士を繋ぎ合わせる架橋材が添加されることで、体内で分解・吸収してされにくくなっており、目的に応じて適度な弾性(硬さ、形の作りやすさ)、凝集性(馴染みやすさ)が備わっています。 よって一般的に関節用のものより硬く、わらび餅やゼリーのように柔らかいものから、ハードグミのように硬いものまでバラエティがありこれらを目的・部位によって使い分けます。

③注入でできること 〜ボリュームアップから印象づくりまで〜

◆たるみ改善・リフトアップ

ヒアルロン酸製剤を年齢により減ってしまった顔の骨や脂肪の代わりにに注入すると、減った部分を補うことができます。また顔の側面に注入することで、ほうれい線や口元、フェイスラインあたりのもたつきの改善、リフトアップと同時に輪郭を整えることが可能です。その後に、顔中央部の法令線やマリオネットラインなど気になる部位への注入をすることで、段差や影を減らしていき、お顔全体がなだらかな曲線をもつようになります。人生もお顔もなだらかな山あり、なだらかな谷ありが丁度いいですね

・注入によるお顔全体の若返り

※ヒアルロン酸(長期持続タイプ)4本 264,000円/顎ボトックス 27,500円

※リスク:内出血、腫れ、むくみ、感染症、血流障害(非常に稀)​

◆顔の輪郭形成

年齢とともに額やこめかみ、頬外側や顎や口周りのボリュームが減り、ゴツゴツした印象になってきます。また生まれつきの骨格も関連しています。減ってしまった部位や足りない部位へヒアルロン酸を補充してあげることで、柔らかく優しい印象になります。

・額のヒアルロン酸

※ヒアルロン酸(長期持続タイプ)3本 264,000円

※リスク:内出血、腫れ、むくみ、感染症、血流障害(非常に稀)

◆クマや凹み部分のボリューム補充

目の下のクマの原因はいくつかありますが、クマの原因が頬のボリューム減少によるものや生まれつきもしくは加齢による骨の構造の問題であれば、足りない部分へヒアルロン酸で補うことにより改善させることができます。もちろんクマ自体の治療にも使用できます。

※詳しくは以前のコラム「クマに悩む方必見!タイプ別治療のススメ」をご覧ください

◆唇・涙袋などの形成

・唇のヒアルロン酸

魅力的な唇にしたい、涙袋を作りたいというご希望にもヒアルロン酸治療で対応できることが多いです。上記は手術や脂肪注入でも対応はできますが、ヒアルロン酸治療の大きなメリットは修正が簡単にできることです。ヒアルロン酸を溶かしてくれる製剤がありますので、治療後に治療前の状態戻したかったら、戻すことも可能です

※ヒアルロン酸(長期持続タイプ)1本 110,000円

※リスク:内出血、腫れ、むくみ、感染症、血流障害(非常に稀)​

◆小ジワや肌質改善

スキンケア用品でヒアルロン酸が入っているものを使用したことがある方は多いと思います。皮膚の外からヒアルロン酸を皮膚内部に浸透させるのは粒子が大きすぎて物理的に困難です。そのヒアルロン酸を皮膚内に直接注入することで、皮膚の内側から保湿され、皮膚内部の状態が健康的になることで、肌質改善が期待できます。

※詳しくはこちらのページをご覧ください

④気になる!ヒアルロン酸の安全性

ヒアルロン酸は発癌性や毒性がなく、吸収性物質(体内で完全に分解されて吸収される)です。また元々体内に存在するものなので、他の製剤と比較してアレルギーのリスクが低いです。

ヒアルロン酸を注入したが注入前の状態に戻したい、ボコつきが出た、塞栓時(非常に稀、血管内にヒアルロン酸が詰まること)などが生じた場合に、ヒアルロン酸を速やかに分解してくれるヒアルロニダーゼ製剤があるので安心して治療をお受けいただけます。

⑤ヒアルロン酸を注入した後は?過ごし方と注意ポイント

ヒアルロン酸の注入時によく質問をいただくのが痛みや腫れなどの点です。

注入時は針を使った治療になるので多少痛みを感じます。また内出血や一時的な腫れのリスクもあるので、大事なご予定の直前に施術を受けるのはおすすめしていません。なにかご予定に合わせて施術を希望される場合は、施術内容にもよりますがご予定から2週間ほど間隔を空けていただくことをおすすめしています。あとは施術後にアレルギー症状(注入直後の赤み、腫れ)がでることもありますが、内服薬で治癒することがほとんどです。

注入後にトラブルが起きないようにするためには、以下のポイントを気をつけてください!

⭐️触らない:感染や遅発性アレルギー予防のために、皮膚に開けた針穴が閉じるまでは触らない、お化粧も2時間は控えていただきます。

⭐️押さない:ヒアルロン酸は強く押したりもみほぐしたりすると形が変わったり、動く可能性があるので注入後2週間はやさしく触ってください。

⭐️代謝を上げすぎない:血流が良くなると一度止血されたところから再出血する可能性や内出血が広がってしまうこともあるので24時間は激しい運動や長時間の入浴、飲酒などを控えてください。

ヒアルロン酸注入は、適正な量を適切な箇所に注入することで、顔全体のバランスを整え、自然な若返りを実現できる治療です。
「しっかり入れる=不自然」「少なすぎる=効果がない」ではなく、お顔の構造や年齢変化に合わせた“ちょうどいいデザイン”が大切です。

とはいえ、初めての方にとっては、分からないことや不安も多いですよね。
「どこに注入するのがいいの?」「どのくらいの量が必要?」「自分の悩みに合っているの?」など、そういった疑問を持つのは当然のことです。 当院では、まずお顔全体のバランス、骨格を丁寧に診察した上で、あなたにとって最も効果的な治療をご提案しています。
必要な箇所に、必要な量だけ。無理のない自然な仕上がりを目指します。

【国内の承認医薬品・医療機器の有無 】
国内においては以下の医薬品・医療機器が認可を受けています。それ以外は承認されている医薬品・医療機器はありません。
こちらの症例には薬事承認された使用目的とは異なる治療が含まれます。

〜医薬品〜
・ジュビダームシリーズ(ヒアルロン酸)
・ボトックスビスタ

【諸外国における安全性等に係る情報 】
使用に伴う個別のリスク以外の重大な副作用の報告はありません。

【医薬品副作用被害救済制度について 】
万が一重篤な副作用が出た場合は、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

麻布ビューティクリニック

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